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今回のインタビューは、大人のピアノ科・ポピュラーピアノ科・キーボード科の講師、河田典子さんです。「大人たちの音楽会」会場で、生徒さんの発表を見つめ、演奏後はともに喜びの表情を浮かべていた河田講師。インタビューでも、真摯に指導に当たる熱心なお人柄を感じることができました。
ピアノは美しい音色の楽器、
そして多様な楽器。
ソロは勿論、
他の楽器とのアンサンブルも楽しめます。
大人のピアノ科・ポピュラーピアノ科・キーボード科
河田 典子講師
―先生は、5歳で「ヤマハ音楽教室」に通って以来、音楽の道へ、とお聞きしました。
ピアノの魅力はどういう点でしょうか。
いろいろなスタイルで音楽を奏でることができる「多様さ」という点です。独奏は勿論、他の楽器に寄り添うような伴奏もできますし、ベースや打楽器とのアンサンブル、オーケストラでも演奏できます。いろいろなスタイルで一緒に楽しめるという魅力がありますね。
演奏の際には、アンサンブルの相手によって、自分がどのポジションで演奏すればよいかを常に考えるわけですが、それがおもしろさであり難しさでもあります。
―「大人のピアノ科」には、「はじめてピアノコース」、「ジャズピアノコース」「マイレパートリーコース」の3つのコースがありますね。
「はじめてピアノコース」の特徴を教えてください。
コースにはそれぞれ特徴がありますので、よく理解していただき、自分に合ったコースを選んでほしいと思います。
ピアノを弾くのが初めての方、楽譜を読めないという方は、まず「はじめてピアノコース」で基礎を学んでいただきたいと思います。このコースでは、鍵盤の仕組みや楽譜のルール、読譜力など、ピアノ演奏の基礎をしっかり身につけることができます。この土台を作ったら、他のどのコースにも自信を持って進むことができますよ。
―「ポピュラーピアノ科」と「キーボード科」の特徴はどういう点ですか?
この2つの科は、ピアノ演奏の基礎を身につけた人におすすめのコースです。
「ポピュラーピアノ科」は、ポピュラー音楽を弾き語りやバンドアンサンブルなどで弾けるようになりたい方のためのレッスンです。コード付きのメロディー譜をもとに、ポピュラーピアノの奏法をステップアップ方式で学んでいきます。
「キーボード科」は、キーボードを使って、早弾きなどのテクニックを身につけたい方のためのレッスンです。キーボードプレイの極意をつかみたいという方にぴったりだと思います。
―「大人のピアノ科」の「マイレパートリーコース」は、ピアノの名曲をじっくり仕上げたい方のためのコースと聞きました。
もう一つ、「ジャズピアノコース」がありますね。
ジャズピアノというと、難解に感じます。
「ジャズピアノコース」は、ジャズに興味のある人、仲間でセッションをしてみたい方のためのコースです。ある程度、楽譜を読める方が対象になりますが、「はじめてピアノコース」でしっかり基本を身につければ、ジャズも弾くことができるようになります。遠回りのように感じるかもしれませんが、それが却って夢の実現には近道なのです。
―「ジャズピアノコース」のレッスンは、どのように進んでいくのですか?
テキストをもとに、専用サポート音源の「ピアノトリオスタイル」を使います。ベーシスト、ドラマーと一緒に練習しているようなBGМですので、楽しみながらリズムやテクニックが身につき、自分のフレーズに発展していきます。アドリブを上手に弾けるようになりますよ。
レッスンは、少人数のグループレッスンが基本です。グループレッスンならではの和気あいあいとした雰囲気です。幅広い年齢層の生徒さんが、熱心に練習を続けておられます。
―11月の「大人たちの音楽会」で、生徒さんが生き生きとピアノ演奏を披露されていましたね。
ただ、ピアノに憧れがあっても、大人になってからでは遅いと諦める人もいます。上達できますか?
これまで大勢の生徒さんを教えてきた中で、鍵盤を叩いたことがないという方もいましたが、その後上達しなかった人は一人もいません。今、自分がいるステップを一つずつ上がっていく努力を続ければ、確実に、楽譜も読めるようになりますし、音感もついてきます。
昔習ったものの、両手で弾く際に挫折したという方もいますが、これにも理由があります。必ず弾けるようになりますので、安心してください。
―初心者が上達するには、どういう心構えが必要でしょうか。
「やる気」があれば大丈夫です。それに、ピアノが「好き」であれば、課題があっても乗り越えられます。レッスン途中で課題は次々に出てくるものですが、その時々、振り返ってみてください。今、自分がいるステップを、習い始めた頃などと比べてみれば、いかに成長しているかよく分かります。自信につながりますね。
―講師として、心がけていることは?
音楽の勉強、練習を続けていくことは大前提として、日頃の生活の中で「シャンとした身体」を保ちたいと思っています。ですから、どの仕事でも同じだと思いますが「体調管理」に気を遣っています。
ピアノということで意識しているのは「正しい姿勢」です。よい音を出すために大切なことですので、背筋と腹筋、腕の筋トレを続けています。
―ピアノに興味をもっている皆さんに、MESSAGEをお願いします。
毎日、レッスンに大勢の生徒さんが通ってこられます。皆さん、ピアノが「好き」という気持ちの方ばかりなので、私もその共通点がある限りは皆さんと出合えることが楽しみですし、皆さんが憧れている音楽を自分のものにしていくお手伝いを喜んでさせていただきます。そして、上達していただくことは勿論、音楽によって少しでも心が満たされて、日々の生活に潤いや元気を与えられることができればと思います。
ぜひ、レッスンでお会いしましょう。
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田中 敬子 フリーライター
tanaka keiko freelance writer
印刷物・HPの企画・取材編集のオフィスケイ代表も務める。
久留米市や企業、医療法人の広報紙、会報誌、記念誌、本、HPなどを中心に、企画・取材編集・執筆をしている。著書「石橋正二郎物語」、編集「よかとこ久留米ものしり事典」他