<< 第26回 大人のピアノ科・ポピュラーピアノ科・キーボード科 講師インタビュー | main | 第28回 オカリナ科 レッスンレポート >>
第27回 バイオリン科 レッスンレポート

「無料体験レッスン」・「レッスン見学」

の詳細・お申し込みはこちらへ


 今回は、バイオリン科の重松朋子講師による個人レッスンにお邪魔しました。生徒の大川良子さん(仮名)は、以前バイオリンを習っていたものの、さらに「上達したい」という思いで、2月から重松講師の元へ。シャイな方でしたので、正面からの写真は掲載しておりませんが、ひたむきな努力でレッスンに打ち込む姿をお届けします。


先生がかっこいい、からー。

そう、つぶやいた生徒さん。

バイオリンを構える講師の姿に憧れる。

だから、上達したい。



 

教室に入ると、大川さんはすぐにバイオリンを取りだし、準備を始めました。肩当てのセッティングまで整えると、バイオリンを講師に。重松講師が念入りにチューニング(調弦・調律・音合わせ)を終えて、30分間の個人レッスンがスタートしました。

「では、『G Major Scale(スケール)』を弾いてください」

大川さんは、現在、ヤマハのテキストの中では初級者向けの1巻目、その最終章「Chapter6(6章)」を学び終えようとしています。テキストには、章ごとに指や弓のエクササイズ、スケール(音階)、メロディ、練習曲などが収められています。
 講師の指示で、大川さんは
弾き始めました。




「下の段の、ここですが」

 弾き終わった大川さんに、重松講師が手本を示しました。

「1の指から4で押えた後に、3ですが、その時に4の指がもぐっています。上にあげるようにしたほうが良いですね。気をつけて弾いてみましょう」

レッスンは、指に番号を付けた指番号で進んでいきます。そうすることで、初心者であっても繰り返し練習すれば、指使いを徐々に身につけることができるのです。



 

何度も弾くうちに、大川さんは、自分の指使いの癖に気付いたようです。

「なんだか、こうしないと次の指が動かないようです。確か、前にも先生に言われたけれど」

重松講師はバイオリンに当てた指を見せながら、こうアドバイスをしました。

「指を離した瞬間にすぐこっちに。真上に上げていけばそのまま次の弦にいくときに、こう。そうすると、指の形がこうなりますね。大事なのは、爪の先が自分の顔の方向を見るようにすることです」
 
 


 

 重松講師の言葉に耳を傾けながら何度か弾くうちに、大川さんも手応えを感じてきたようです。

「それでいいですよ」

「はい。かなり意識してやってみました」

「4の指を離した後の、3、2、1の時に気をつけてください。さっきの指の形が乱れないように」

講師は腕や手の使い方をさらに確認していきます。

「少し肘を内側に入れてから、4へ。そうそう。いいですよ。指の動きはできるだけ少なくすること。バタバタしていない人のほうが上手なのですよ」

 講師の言葉に、大川さんは納得の笑顔です。

「今のうちに気付いてよかったですね。音程、弓のスピード感がとても良いので、あとは今のところが弾けたら完璧です」




なぜ、そんなに指が自由自在に動くのか。


なぜ、そんなに早く弓を動かせるのか。


なぜ、そんな音色が出せるのか。


その答えを求めて、


楽譜を見つめ、指を動かし続ける。





 次に、レッスンは練習曲集のテキストに移りました。練習曲集には、先ほどのテキストと対応した幅広いジャンルの曲が収められています。

「バッハのメヌエットを弾いてみましょう。立ち位置を、もう少し視線の先に楽譜があるように。少し右をむいて」

 大川さんは、あの有名なバッハの名曲をゆっくりですが、難なくこなしていきます。

「気をつけるのは、先ほどの指のところ。集中すればスケールの時はできたのですから。将来、もっと速い動きが必要になりますから、曲の時もできる範囲でやってみましょう」

さまざまな指使いのパターン。少しずつ覚え、左手と弓を持つ右手の動きが揃うことで1曲が完成するのです。ここが頑張りどころなのですね。



 

「次は、もっと強弱をつけて」

大川さんに寄り添うのは、講師が叩くピアノのキー。

「ここは少し元気出して。ここはdolce(ドルチェ)。柔らかい音色で演奏するように。一緒に弾いてみましょう」

 講師と一緒に弾く大川さん。講師の音に付いていこうと一生懸命に奏でる思いが、こちらに伝わります。

「いいですよ。今日はここまで。家で練習を続けてください。次回のレッスンは、ここをゆっくりしてみましょう。来年は、新しいテキストですね」

 2月からレッスンを始めて約10ヵ月。次のステップ、2巻目のテキストに進むのです。大川さんは、嬉しそうに笑顔を見せました。





ゆっくり、楽しく、確実に―。


長くバイオリンを楽しみたい。

 

 30分間のレッスンを終えて、大川さんにレッスンに通い始めた理由をお聞きしました。すると、きっぱり。

「とにかく、先生がかっこいい、から」

まもなく中級ですね?という問いに、また笑顔。

「嬉しいです。練習を続けていき、徐々に上達できればいいなと思います。これからも、長くバイオリンを楽しみたいです」

その目の輝き。講師についていけば大丈夫、という安心感が伝わりました。

こうして、直にレッスンを拝見する度に、「ヤマハ大人の音楽レッスン」は、大人が「ゆっくり、楽しく、確実に」上達できるカリキュラムなのだと実感します。

 




木下楽器店はこちら

大人の音楽教室レッスン情報はこちら

店BLOGはこちら

すわの町店BLOGはこちら


田中  敬子 フリーライター 
tanaka keiko  freelance writer

印刷物・HPの企画・取材編集のオフィスケイ代表も務める。

久留米市や企業、医療法人の広報紙、会報誌、記念誌、本、HPなどを中心に、企画・取材編集・執筆をしている。著書「石橋正二郎物語」、編集「よかとこ久留米ものしり事典」他

| 大人の教室レッスンレポート | 09:49 | - | - | pookmark |