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第28回 オカリナ科 レッスンレポート

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 今回のレッスンレポートは、フルート科・オカリナ科の中藤美奈子講師が担当するオカリナ科の個人レッスンです。生徒さんは、入会して約3年という森部せつ子さん。講師と息が合ったレッスン風景をお伝えします。


オカリナはとても繊細な楽器。

吹き方ひとつで、音色が全く違う。

だから、心惹かれる。






最初は、指のウォーミングアップ。森部さんの指がスムーズに動くようになると、中藤講師はレッスンを始めました。

これまで練習を重ねてきた変ロ長調のscale(音階)です。ロングトーンの練習ですね」

森部さんはオカリナを構えました。オカリナには通常12個の穴があります。  

「シとミはフラットです。下のシの指はいいですか?」

 講師が指使いを確認。森部さんは指で穴を押さえました。

「OKです。指だけを動かしましょう。シドレミ、ファソラシ、シラソファミのフラット。では、音を出してみましょう」

 専用のサポート音源に合わせて、講師も一緒に吹いていきます。レッスンを始めて3年目という森部さん、さすがです。教室に、オカリナのやさしい音色が響きました。






Scale
(音階)の指使いを練習する。

少しでも隙間があると音程が狂う。

丁寧に、丁寧に、指で穴をふさぐ。



「次はEXERCISEの8番です。まずは指だけでやってみましょう」 
 1段目から5段目までの長いメロディです。指使いを確認した後、森部さんは
リズムマシン(メトロノーム)のテンポに合わせて吹きましたが、うまく吹けない箇所があるようです。

「ファミファレ ファドファシ ファラファソ…」

すかさず講師が音階を歌い、それに合わせて森部さんは再び吹き始めました。それでもなかなかうまくいきません。

「ここが一番難しいところ。EXERCISEの最後の頁ですからね。一緒に吹いてみましょう」

オカリナという楽器は、息を入れれば誰でも簡単に音が出せる楽器と思われがちですが、「シンプルな楽器ゆえの難しさ」もあるのです。その点を踏まえて、講師は指の位置、吹き方などを的確に教えていきます。

「いいですよ。指の動きがスムーズになりました。親指も小指も離れていません。レとミが混乱するようですが、回数を重ねれば大丈夫です」

 森部さんの口元に笑みがこぼれました。





難しい所ですからね。

ゆっくり、丁寧にいきましょう。

講師の言葉が、生徒の背中を押す。




 次は、
軽快な名曲「チキチキバンバン」の練習です。レッスンカリキュラムは、幅広いジャンルの曲を演奏しながら、奏法テクニックが無理なく身につくよう工夫されています。

「レミドラファシ。吹いてみましょう」

吹き終って、森部さんは頭を傾げました。オカリナは高音になるにつれて次々に指を離していくので、指の入れ替えの際にオカリナが安定しない場合があるのです。

「左手の支えの場所が問題ですね。ここですよ」

 森部さんはこうつぶやきました。

「どうしても。指が動いてしまうようで」

「今の場所はいいですよ。では、こうやってみましょうか。ここは、テンポが早いので難しいですね」

森部さんの表情を読み取りながら、中藤講師は指使いの確認をしました。それから音階に合わせながらの指使い。次に、サポート音源に合わせての演奏。こうして何度も繰り返しながら練習は続きました。

「最後に、私が下のパートを吹きます。一緒にやりましょう」

中藤講師との合奏。見事なハーモニーが奏でられました。

「できました。今日の一番難しい所をクリアしましたね」

中藤講師の拍手に、森部さんの嬉しそうな表情。30分間、集中して学んだ結果なのですね。







◆生徒さんインタビュー

「無料体験レッスン」を受けて、

自分も吹けそうだと思った。

いろんな曲を吹けるようになると、喜びも大きい。






レッスンを終えた森部せつ子さんに、お話をお聞きしました。

 

―オカリナの魅力はどういう点ですか?

 

何といっても音色。テレビでオカリナ演奏を聴いて、その音色が心に残っていたのです。あるランチタイムコンサートで同じ方の演奏をじかに聴く機会がありましたので、ますます音色に惹かれて。それで、始めてみようと思いました。

 

―レッスンに通うようになったきっかけは何ですか?

 

「無料体験レッスン」です。最初は、とりあえずオカリナを買い、教本を探して「独学」で始めてみようと簡単に考えていましたが、木下楽器店のスタッフの方に「無料体験レッスン」を受けてみたらどうですかとアドバイスをいただいたのです。

受けてみたら、やはりきちんと習ってみようと実感しましたし、レッスンを続ければ、自分も吹けそうだなと思いましたので、すぐその場で申し込みました。

 

―レッスンを拝見して、さすがにお上手だなと思いました。

 

最初の頃は、指使い、高音部でのオカリナの支えなど慣れなくて大変でしたが、次第に指も慣れてきましたし、いろんな曲を少しずつ吹けるようになってきたので嬉しいです。家では練習がなかなかできませんので、レッスンの時に集中して練習。中藤先生のご指導のお陰です。
12月、生徒さんだけの「クラスコンサート」で、初めてソロ演奏をしました。参加したのは2回目です。発表会で演奏することも、他の生徒の皆さんの演奏を聞くことも勉強になります。皆さん、とても上手に吹いておられるので、自分も頑張ろうと思えるのです。また、挑戦したいと思います。


また1曲、レパートリーを増やしたい。

懸命に基礎練習を繰り返す。

聴いてほしい人達がいるから。





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田中  敬子  フリーライター 
tanaka keiko  freelance writer


印刷物企画・取材編集のオフィスケイ代表も務める。

久留米市や企業、医療法人の広報紙、会報誌、記念誌、本、HPなどを中心に、企画・取材編集・執筆をしている。
著書「石橋正二郎物語」、編集「よかとこ久留米ものしり事典」他


 

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