<< 第47回 オリジナルレッスン三線科 レッスンレポート | main | 第49回 チェロ科 講師インタビュー >>
第48回 オリジナルレッスン  マリンバ科 レッスンレポート

 

「無料体験レッスン」・「レッスン見学」
の詳細・お申し込みはこちらへどうぞ


 

 春爛漫ですね。今回は、オリジナルレッスン マリンバ科のレッスンをご紹介します。講師は、田代佳代子さんです。マリンバは叩けば音がでますので、始めやすい楽器。「マリンバの楽しさを身体で感じてほしい」と講師インタビューで話されていました。ご登場いただく生徒さんは、レッスン歴6年の塚本都美子さん。月2回、45分間の個人レッスンを受けておられます。教室のドアを開けるとマリンバの温かみのある木の音色が…。期待でわくわくします

『春が来た』を弾きたい。
ゆっくり、ゆっくり、
私の「音」を紡いでいく。



 レッスンは、リズムの練習から始まりました。連続して小刻みに演奏する「トレモロ」奏法などをじっくり練習します。
「今日は何の曲にしましょうか?」
田代講師がこう尋ねると、楽譜のファイルをめくって、塚本さんはにっこり。

「『春が来た』がいいです」

マリンバは、けん盤の並びがピアノと同じ。音板をきちんと叩けるように基本的な練習を続けていくうちに、1、2ヵ月で旋律が弾けるようになると講師は話されていました。

塚本さんはお馴染みの曲を軽やかに奏でていきます。

「もう少し音に強さがあるといいですよ」

教室にはマリンバが2台。ある程度生徒さんが弾けるようになると、講師がもう一台で伴奏をしていきます。

「タ、タタ、タ…ここは、トレモロ。ヘ長調に変わりますよ」

「こうですか?」

「そう。こうです」

そのやり取りは、まるで音の「お喋り」みたい。木の音板を叩くという演奏方法のマリンバ。マレットを使うので、指使いを気にしないでいい。老若男女を問わず、始めやすい楽器なのですね。

先生のように、マレットを自在に操りたい。
左手をもっと、こう。
ああ、うまく叩けた。





「ここで練習すればいいのです」と、講師。

だから、肩の力を抜いてレッスンに通える。




塚本さんは、音板を叩く手を休めて質問をしました。

「ここからどこへ?」

「最初に戻りますよ」

どこへ戻るか、飛ぶか。譜面には様々な記号がありますので、田代講師が丁寧に教えていきます。

「ゆっくりでいいですよ。1、2、1、2と」

「ちょっと、待ってください。ここが」

 塚本さんは気になる箇所があるようです。

「練習していないから…」

「ここで練習すればいいのですよ」と、田代講師。

生徒さんの納得がいくまで、丹念に確認しながら進むレッスン。まるで自宅で練習しているような雰囲気です。

「では、合わせてみましょうか」

講師と一緒に演奏。塚本さんは、気になっていた箇所もスムーズに弾けています。
「完璧です。春シリーズもこれで終わりですよ」

 講師の言葉に、塚本さんも満面の笑顔です。



次に挑戦する曲は、「ローレライ」…。

新たな曲と出合う喜び。心も弾む。




次の課題曲は、「ローレライ」です。譜面を見て塚本さんは、「難しそう」とぽつり。「そうでもないですよ」と、田代講師はお手本を弾いてみせました。
「ここはトレモロなしでも…。トレモロを入れるとこうなります。長い音符だけをトレモロにするのもいいですね」

講師は、いろいろな弾き方を教えていきます。自分にできる方法で演奏すれば良いのだと、生徒さんの背中を押していくのです。
 塚本さんは譜面を見ながらうなづきました。

「4段目の、ソはのばすだけでいいのですか?」

講師は、生徒さんの質問に一つひとつ答えていきます。

「では、最初のところを一緒に弾いてみましょうか」

 ゆっくり、ゆっくり…。塚本さんは流れるように演奏をしました。

「上手!初めてでこれだけ弾けるなんて、すばらしいです」

「これは簡単ですから」と、塚本さんはにっこり。

教室中がマリンバのサウンドに包まれて、生徒さんに寄り添うようなひととき。心癒されるようなレッスン風景でした。




生徒さんのインタビュー


「憧れ」のマリンバを弾くという夢を実現。

今は、私の生活の一部です。


塚本都美子さん
  レッスン歴6年




―マリンバのレッスンを受けるようになった理由は?


 マリンバは、定年退職をしたら習いたいと決めていた楽器です。癒されるような
木の温かい音色が大好き。ですから、退職金ですぐ買って、自分の部屋にどんとあります。「マリンバの部屋」と名付けていますよ。夢を実現したわけですが、計画通りにいかないのが練習です(笑)。

―とてもお上手な演奏でしたから、やはり、「マイ マリンバ」で、しっかり練習を?


 なかなか練習はしないのですよ。ここで学べばいいと思って、気軽に続けています。レッスンを受けたその時は上手に弾けるのですが…。とにかく、教室でしっかり覚えて、分からないことは、先生に何でも聞いています。先生が上手に引き出してくださるので、続けてこられたのだと思います。

―マリンバは、どういう存在ですか?


 今は、母の介護を頑張っている日々ですから、そのエネルギー源でもあります。たまに自宅に友達を呼んで聞かせることも。夫が「今日はいい音がでているね」と言ってくれると嬉しいものですよ。マリンバは、もう生活の一部です。ぜひ、多くの皆さんに、この楽しさを身体で感じてほしいですね。




木下楽器店はこちら

大人の音楽教室レッスン情報はこちら

店BLOGはこちら

すわの町店BLOGはこちら

すわの町店ツイッターはこちら


 

田中  敬子  フリーライター
Tanaka keiko  freelance writer
印刷物企画・取材編集のオフィスケイ代表も務める。
久留米市や企業、医療法人の広報紙、会報誌、記念誌、本、HPなどを
中心に、企画・取材編集・執筆をしている。
著書「石橋正二郎物語」、編集「よかとこ久留米ものしり事典」他
(財)久留米観光コンベンション国際交流協会HP「久留米物語」
 随時執筆掲載中!
 

| オリジナルレッスン レポート | 14:33 | - | - | pookmark |